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動画配信|磯貝萌子

2020.05.31(日) 22:00 開演 〜23:00(終演予定)

※上記の日時は配信期限です。

この公演は終了しました

コンサート概要

ジャンル
: ピアノ
プロ (クラシック)
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プログラム

ドビュッシー:版画

出演者

磯貝萌子(ピアノ)

その他の情報

▼収録情報
2020.02.02(STUDIO VIRTUOSI)
収録日:2020年2月2日 ≪磯貝萌子&田尻杏子ピアノジョイントリサイタル ~ピアノで巡る世界の旅~≫より

磯貝萌子公式サイト:http://moekoisogai-pf.com
Facebookページ:https://m.facebook.com/pages/category...
Instagram:https://www.instagram.com/moeko_isogai/
Twitter:https://mobile.twitter.com/iso_lamusique

ドビュッシーは19世紀末~20世紀にかけて活躍したフランスの作曲家。音楽における印象主義の代表人物。
≪版画≫は1903年に作曲された全3曲からなる作品で、ジャック・エミール・ブランシュに献呈された。

第1曲 塔 Pagodes
五音音階を用いた東洋的な響きの旋律が印象的な曲。ドビュッシーは、パリの万国博覧会で、カンボジアやジャワなどの音楽を聴き、自由な形式やリズムの新鮮さ、異国的な旋法に魅力を感じていた。東洋的趣味が前面に反映されていると同時に、異国情緒が感じられる曲の一つに数えられる。

第2曲 グラナダの夕べ  La soirée dans Grenade
楽譜の冒頭に、”ハバネラの動きで”という添え書きがある。低音域や中音域を中心にハバネラのリズムが刻まれ、ギターを思わせるアルペジオ、冒頭のジプシーの音階から、スペイン情緒が感じられる。第1曲「塔」に続き、異国情緒が感じられる曲の一つに数えることができ、スペインの作曲家・ファリャはこの作品を聴き、スペインを見事に描いていると、ドビュッシーの作曲技法を高く評価した。

第3曲 雨の庭 Jardins sous la pluie
静かながらも急速なアルペジオの中で、庭へ降り注ぐ雨が描かれる。この曲では、フランスの童謡≪ねんねよ坊や Dodo, l'enfant do≫、≪もう森へは行かないよ Nous n'irons plus au bois≫の主題が用いられており、ドビュッシーの祖国愛をも感じさせる。

動画