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  • Nao&Yoshiaki Piano Duo Recital
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Nao&Yoshiaki Piano Duo Recital

2019.08.25(日) 19:00 開演 〜21:00(終演予定)

カルラホール

この公演は終了しました

コンサート概要

ジャンル
: ピアノ
学生
私たちは、ピアノをこよなく愛する慶應生です。
今回は私たちの初リサイタルになります。デュオを結成、初リサイタルに至るまでの経緯をここで紹介したいと思います。

私たちのデュオは、所属するピアノサークルの定期演奏会でラフマニノフピアノ協奏曲第2番を2台ピアノで演奏したその時から始まりました。全楽章を弾ききったその時、自分たちに湧いてきた感情は今まで感じたことのない達成感と2人の音楽を作り上げることのできた喜びでした。この感覚をもっと多くの人達と共有したい、連弾・二台ピアノの曲の美しさを知って欲しい、その思いでデュオを結成することを決めました。

結成してからは物事はトントン拍子で進んでいきました。お互い演奏会を開いてみたい!という思いが強かったので、結成して僅か数日で今回の初リサイタルを企画することに。

曲目は私たちの好きな曲で全て統一しました!
注目ポイントは、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」と2つの二台ピアノコンチェルトです。「動物の謝肉祭」では、カーニバルで様々な個性ある動物がせわしなく行き来している姿を私たちがこっそり垣間見ることができます。一体動物達は何を祝福していて、このカーニーバルはどのような結末を迎えるのか。私たちの想像を掻き立てる楽しい曲なので、是非最後まで楽しんでもらえたらいいなと思います!

2つの二台ピアノコンチェルトでは、有名なラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番1楽章と、初めの出だしが印象的なグリーグ作曲ピアノ協奏曲イ短調を演奏します。ラフマニノフの2番は、前述した通り私たちにとって思い入れの深い曲です。圧倒的な旋律を奏でる第一主題と、甘美でセンチメンタルな第二主題の二面性があるところが魅力的です。それに対し、グリーグのイ短調はティンパニのトレモロからのピアノのオクターブのパッセージがノルウェーの情緒が表されています。そこからはじまる第1テーマの軽やかなメロディー、それと対比的な第2テーマの違いがまた魅力です。

その他、ロックやジャズの要素を取り入れたピアソラのピアノ連弾曲、サン=サーンスがアンリ・ガザリスの幻想的で奇怪な詩から霊感を得て作曲された交響詩「死の舞踏」のリストによるピアノソロ版、ドビュッシーの豊かな感性で作曲されたピアノソロ曲「喜びの島」をセレクトしました。

この初リサイタルを通じて、初めてクラシックに触れる方にも感動してもらえるような演奏を目指します。
8/25(日)カルラホールにて私たちの初リサイタル、是非お越し下さい!

▼金村奈緒 プロフィール
2000年生まれ。
6歳よりピアノを始める。2009年から2011年までヤマハマスタークラス演奏研究コースに在籍。2011年ピティナピアノコンペティションD級本選優秀賞、2012年ピティナピアノコンペティションE級本選入選。2013年全日本学生音楽コンクール東京大会ピアノ部門中学の部入選。2018年ベーテンピアノコンクール大学B部門全国大会出場。現在慶應義塾大学理工学部に在籍。慶應ピアノソサィエティーに所属している。

▼佐藤善彬 プロフィール
2000年生まれ。
6歳よりピアノを始める。2010年から2014年までヤマハマスタークラス演奏研究コースに在籍。2013年全日本学生音楽コンクール東京大会ピアノ部門中学の部入選。2013年神奈川音楽コンクールユースピアノ部門特選。2018年東京国際ピアノコンクール大学生部門審査員賞。2018年日本クラシック音楽コンクールピアノ部門大学男子の部全国大会出場。現在慶應義塾大学理工学部に在籍。慶應ピアノソサィエティーに所属している。

プログラム

サン=サーンス:動物の謝肉祭(連弾)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番第1楽章(二台ピアノ)
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調第1楽章(二台ピアノ)
リスト:死の舞踏(サン=サーンス)(ソロ)
ドビュッシー:喜びの島(ソロ)
ピアソラ:リベルタンゴ(連弾)

出演者

金村奈緒(ピアノ)
佐藤善彬(ピアノ)

その他の情報

開場時間:18:30