ローナン・マギル ピアノリサイタル
2023.06.29(木) 18:30 開演 〜20:30(終演予定)
トーキョーコンサーツ・ラボ
コンサート概要
- ジャンル
- : ピアノ
- プロ (クラシック)
英国シェフィールド生まれ。ローナン・マギルは、幅広いレパートリー、とりわけロマン派や現代曲の演奏で、今や国際的に脚光を浴びるピアニストである。その輝かしいキャリアは1963年、世界的ヴァイオリニストのユーディ・メニューインが創立した音楽学校第一期生として迎えられたことに始まる。1969年には英国最大の音楽家ベンジャミン・ブリテンと出会い、“驚くべき音楽性と知性、それはまさに天から与えられた才能である!” と絶賛され、以後数年にわたり直接薫陶を受ける。1970~74年英国王立音楽大学に在学中、ピアノと作曲の主な賞すべてを獲得し、20歳で首席卒業。1974年ロンドンのウィグモア・ホールとサウスバンクでデビュー公演、その後ブリテンの勧めでパリへ移る。1974~76年コンセルヴァトワール・ヨーロピアンでイヴォンヌ・ルフェビュールに師事、最優秀賞(プレミエ・プリ)を受賞。一方、1975年ロンドンで「GLAA ヤング・ミュージシャン・アウォード」を受賞、これをきっかけに数々のリサイタルと、BBCテレビでロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との協演を果たす。 以後しばらくパリに留まり、サル・ガヴォーやサル・プレイエルでリサイタル、ラジオやテレビに出演する傍ら、著名な演奏家や教育者のもとで研鑽を積み、ピエール・サンカン(1979~81_パリ)、ベネディッティ・ミケランジェリ(1979スイス)、ニキタ・マガロフ(1981~82 スイス)にも師事する。1985年にはポーランドにおける第1回ミロシュ・マギン国際ピアノコンクール優勝、また1994年には第3回英国コンテンポラリー・ピアノ・コンクールでも優勝を果たす。
1990年チェロの巨匠ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの祝賀コンサートでのコラボレート、1999年ロンドンのクィーン・エリザベスホールでのモーツァルトのピアノ協奏曲協演、また同年ドイツの初公演は“素晴らしいデビュー”(ライニッシュ・ポスト紙)と大好評を博す。 続く2000年はカーネギーホールでもデビューを果たす。2001年BBCラジオにてベンジャミン・ブリテンとの関わりが紹介され、2004年ブリテンを特集したTV映画(BBC)にも参加。
近年はロンドンのサウスバンクでのリサイタル、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やフィルハーモニア管弦楽団との協演、BBCラジオ出演、オールドバラ、リッチフィールド、アボッツベリー、カンタベリーなどの音楽祭、レバノンのアル・バスタン・フェスティバルにも招かれるなど、活躍の場はイギリス国内やヨーロッパはもとより、中国、中東にも広がっている。初来日は2005年。 以降、東京芸術劇場大ホール、横浜みなとみらい大ホールをはじめ、全国各地にて演奏し大好評を博している。 バロックから現代音楽、自作自演までレパートリーは幅広く、その色彩豊かな音楽表現、美しい響き、情熱的な演奏で来日ごとに着実にファンを増やしている。スタインウェイ・アーティスト。
プログラム
ショパン: マズルカ集
Op.6, Op.7, Op.17, Op.24, Op.30, Op.33, Op.41, Op.50
“A Emile Gaillard” “Notre temps No.2”
マギル: In Memoriam Titanic April 1912
リスト: オーベルマンの谷 『巡礼の年』 第1年 スイス
Op.6, Op.7, Op.17, Op.24, Op.30, Op.33, Op.41, Op.50
“A Emile Gaillard” “Notre temps No.2”
マギル: In Memoriam Titanic April 1912
リスト: オーベルマンの谷 『巡礼の年』 第1年 スイス
出演者
ローナン・マギル(ピアノ)