ジャンル

: 室内楽

プロ (クラシック)

日本人女性作曲家の作品をとりあげる音楽会、第1回！
チェコ音楽を中心とした研究・評論の分野でも多くの業績を残した渡鏡子は、東京藝術大学音楽学部作曲科の前身にあたる東京音楽学校本科作曲部第1期生。1938年、同校研究科（現在の大学院）作曲部修了。「ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲」は、没後に長女の慶野由利子が遺品の中から発見した手稿譜では完全な形の第1楽章と第3楽章及び第2楽章冒頭のフレーズの書きかけのみであったものを、第2楽章を慶野由利子が完成させ、今回、全曲通しての初演の運びとなった。
慶野由利子は東京藝術大学音楽学部楽理科卒。業界初のゲーム音楽専門職として活躍し、日本とアジア
の伝統楽器のための作品、コンピューターを駆使した映像インスタレーションとのコラボレーションなど、ジャ ンルにとらわれない音創りで独自の創作活動を展開中。

渡鏡子：ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲（第2楽章初演　慶野由利子書き下ろし）
ドヴォルザーク：ピアノ三重奏曲　ホ短調　作品90「ドゥムキー」

清田千絵（ピアノ）
尾崎羽奈（ヴァイオリン）
永峰智佳子（チェロ）

開場時間　17時30分