ジャンル

: パーカッション

プロ (クラシック)

2013年にvol.2として再開し、3年毎に行ってきた自主リサイタルも5回目となりました。東京では9年ぶりの開催となります。
これまではマルチパーカッションを含め、マリンバやヴィブラフォンなど、様々な打楽器を使用してきましたが、今回は趣向を変え、１つの打楽器に絞ることとしました。ティンパニです。

前半はティンパニをソロ楽器として扱った初期の代表作でもあるE. カーターの「４台のティンパニの為の８つの小品」をはじめ、J. ベックの作曲した２０世紀の作品から、今回の演奏会の為にC. カンジェローシ氏に委嘱する新作までを演奏します。後半はピアノを伴ったB. ブリテンの小品の他、メインにはB. バルトークの「２台のピアノと打楽器の為のソナタ」を３名のゲストを迎えて演奏予定です。

▼窪田健志（打楽器）
1983年大阪生まれ。長野県上田高校を経て、東京藝術大学卒業後、同大学院修士課程修了。
2002年東京佼成ウインドオーケストラ アジア公演を皮切りに、在学中より様々なオーケストラメンバーとして
シンガポール、チェコ、ドイツなどで演奏。
芸大フィル、名古屋フィル、愛知室内オーケストラと協奏曲を共演。
日本管打楽器コンクール第２位。ＰＭＦ、別府アルゲリッチ音楽祭、小澤征爾音楽塾オペラ公演などに参加。
歌手 谷村新司と奈良、東大寺での演奏や、
フジテレビ系列「のだめカンタービレ」出演、演技指導、ＣＤ録音など、活動は多岐に渡る。
大学院在学時より、五嶋みどり代表ＮＰＯ法人「ミュージックシェアリング」養護学校特別支援プログラムに参加、
国立大学附属特別支援学校２校において打楽器の指導を続けた。
2010年(公財) 名古屋フィルハーモニー交響楽団ティンパニ・打楽器奏者に就任。現在、首席奏者を務める。
2011年 音楽之友社「バンドジャーナル」ワンポイントレッスン連載。
2012年～16年　洗足学園音楽大学非常勤講師。
2013年よりリサイタルを再開し、電気文化会館・東京文化会館・京都青山音楽館でリサイタルを開催。
それに伴い、名古屋公演は名古屋市民芸術祭ベスト・アーティスト賞、京都公演は第２３回青山音楽賞を受賞。
ＮＨＫ－ＦＭ「リサイタル・ノヴァ」、宮崎国際音楽祭、東京オペラシティ主催「B→C」等に出演。
2016年にも委嘱初演曲を含むリサイタルを東京・京都、名古屋で行い、名古屋市民芸術祭賞を受賞。
2017年～名古屋音楽大学非常勤講師。
2019年のリサイタルでは2度目の名古屋市民芸術祭賞の他、大阪公演は文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
2020年6月にソロCDをオクタヴィア・レコードより発売。レコ―ド芸術誌にて特選盤に選出。
2021年「くぼった打楽器四重奏団」京都公演が第３０回青山音楽賞（バロックザール賞）を受賞。
これまでに北野圭威秩、有賀誠門、藤本隆文、Marinus Komstの各氏に師事。
高田みどり、菅原淳、百瀬和紀、岡田眞理子、Maarten den van Varkの各氏に薫陶を受ける。
「くぼった打楽器四重奏団」主宰。「Distance Percussion Duo!!」「Encemble NOVA」「U演奏会協会」各メンバー。
松方音楽コンクール、全日本吹奏楽コンクールの審査員なども務める。趣味はタップダンスと献血、結露取り。

バルトーク：2台のピアノと打楽器のためのソナタ
ブリテン：ジミーの為の小品
カンジェローシ：Folds-4台のティンパニとテープのための-(委嘱世界初演)
カーター：4台のティンパニの為の８つの小品よりⅤ,Ⅰ,Ⅷ
ベック：ティンパニの為のソナタ
カンブルラン：DOXLEIN(日本初演)

B. Bartók : Sonata for Two pianos and Percussion
B. Britten : Concert piece for Jimmy
C. Cangelosi : Folds (World premier)
E. Carter : Ⅴ,Ⅰ,Ⅷ from Eight pieces for four timpani
J. Beck : Sonata for timpani
B. Cambreling : DOXLEIN (Japan premier)

窪田健志（打楽器）
野田清隆（ピアノ）
居福健太郎（ピアノ）
竹島悟史（打楽器）
ジョエル・ビードリッキー（打楽器）

18:30開場、未就学児不可。

https://m.youtube.com/user/TakeshiKubota