ローナン・マギル ピアノリサイタル
2022.09.06(火) 18:30 開演 〜20:30(終演予定)
トーキョーコンサーツ・ラボ
コンサート概要
- ジャンル
- : ピアノ
- プロ (クラシック)
英国シェフィールド生まれ。 ローナン・マギルは、幅広いレパートリー、とりわけロマン派や現代曲の 演奏で、今や国際的に脚光を浴びるピアニストである。 その輝かしいキャリアは1963年、世界的 ヴァイオリニストのユーディ・メニューインが創立した音楽学校第一期生として迎えられたことに始まる。 1969年には英国最大の音楽家ベンジャミン・ブリテンと出会い、“驚くべき音楽性と知性、それは まさに天から与えられた才能である!” と絶賛され、以後数年にわたり直接薫陶を受ける。 1970~74年英国王立音楽大学に在学中、ピアノと作曲の主な賞すべてを獲得し、20歳で 首席卒業。 1974年ロンドンのウィグモア・ホールとサウスバンクでデビュー公演、その後ブリテンの勧めでパリへ 移る。 1974~76年コンセルヴァトワール・ヨーロピアンでイヴォンヌ・ルフェビュールに師事、最優秀 賞(プレミエ・プリ)を受賞。 一方、1975年ロンドンで「GLAA ヤング・ミュージシャン・アウォード」を 受賞、これをきっかけに数々のリサイタルと、BBCテレビでロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との 協演を果たす。 以後しばらくパリに留まり、サル・ガヴォーやサル・プレイエルでリサイタル、ラジオや テレビに出演する傍ら、著名な演奏家や教育者のもとで研鑽を積み、ピエール・サンカン(1979 ~81_パリ)、ベネディッティ・ミケランジェリ(1979スイス)、ニキタ・マガロフ(1981~82 スイ ス)にも師事する。 1985年にはポーランドにおける第1回ミロシュ・マギン国際ピアノコンクール優勝、また1994年には 第3回英国コンテンポラリー・ピアノ・コンクールでも優勝を果たす。 1990年チェロの巨匠ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの祝賀コンサートでのコラボレート、1999年 ロンドンのクィーン・エリザベスホールでのモーツァルトのピアノ協奏曲協演、また同年ドイツの初公演は “素晴らしいデビュー”(ライニッシュ・ポスト紙)と大好評を博す。 続く2000年はカーネギーホール でもデビューを果たす。 2001年BBCラジオにてベンジャミン・ブリテンとの関わりが紹介され、2004年 ブリテンを特集したTV映画(BBC)にも参加。 近年はロンドンのサウスバンクでのリサイタル、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団やフィルハーモニア 管弦楽団との協演、BBCラジオ出演、オールドバラ、リッチフィールド、アボッツベリー、カンタベリー などの音楽祭、レバノンのアル・バスタン・フェスティバルにも招かれるなど、活躍の場はイギリス国内や ヨーロッパはもとより、中国、中東にも広がっている。 初来日は2005年。 以降、東京芸術劇場大ホール、横浜みなとみらい大ホールをはじめ、全国 各地にて演奏し大好評を博している。 バロックから現代音楽、自作自演までレパートリーは幅 広く、その色彩豊かな音楽表現、美しい響き、情熱的な演奏で来日ごとに着実にファンを増やして いる。スタインウェイ・アーティスト。
プログラム
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲
ショパン:夜想曲第16番 Op.55 No.2
ショパン:ピアノソナタ第3番 Op.58
ショパン:夜想曲第16番 Op.55 No.2
ショパン:ピアノソナタ第3番 Op.58
出演者
ローナン・マギル(ピアノ)