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  • 内藤美和 二十五絃箏リサイタル vol.1
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内藤美和 二十五絃箏リサイタル vol.1

2021.10.22(金) 19:00 開演 〜20:30(終演予定)

銀座 王子ホール

この公演は終了しました

コンサート概要

ジャンル
: 和楽
プロ (クラシック)
 今年は二十五絃箏が制作されてから30周年の記念の年です。
 二十五絃箏は通常のお箏より約倍ほどの絃があり、音域も3オクターブ半に広がりました。音階も五音階ではなく七音階となり、平均律の調弦をとることで洋楽器とのアンサンブル作品も格段に増えました。
 今回のプログラムは、そんな二十五絃箏を語る上で欠かせない曲を前半に、後半は兼ねてより憧れていた作曲家の作品を選びました。
 前半は二十五絃箏制作者である二代 野坂操壽師と、二十五絃箏を作るきっかけとなった「ゴジラ」の作曲家としても著名な伊福部昭先生の作品を演奏します。
 後半は東京都交響楽団副首席であるチェリストの江口心一先生を特別ゲストにお迎えし、幅広いジャンルでご活躍の井上鑑先生のチェロと二十五絃箏のための作品を、そして、二十五絃箏のための新たな作品を生み出していただくべく現代曲界で著名な権代敦彦先生に新作を委嘱、初演致します。
 当日は客席収容を7割までとし、感染症対策を万全にお客様をお迎え致しますので、是非お運びの上、二十五絃箏の音の豊かさ、そして可能性を知っていただけましたら幸いです。

▼【内藤美和】
埼玉県草加市出身。5才よりピアノを初め、6才より箏の手ほどきを母より受ける。
桐朋学園芸術短期大学芸術科日本音楽専修卒業。同短大専攻科、研究生、特別研究生修了。箏、十七絃、二十五絃箏を二代 野坂操壽氏、滝田美智子氏に師事。
第7回ルーマニア国際音楽コンクール、アンサンブル部門第一位・日本ルーマニア音楽協会理事会賞受賞。第6回東京・邦楽コンクール2位、その他受賞歴多数。ヤマノミュージックサロン銀座店講師。
生田流箏曲「松の実會」師範。 (公社)日本三曲協会、生田流協会、草加市演奏家協会、桐の響、各会員。
二十五絃箏ユニット「虹“KOU”」、和洋アンサンブル「月詠-TSUKUYOMI-」、和洋混合オーケストラ「Orchestra de "R"」、各メンバー。

▼【江口心一】
3歳からヴァイオリンを始める。8歳でチェロに転向。
11歳、12歳の時スズキメソードのテンチルドレンの一員としてニューヨークのカーネギーホール、シドニーのオペラハウスなどを含むアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ各地のホールで演奏をする。
1991年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を卒業後ベルギーのブリュッセルに留学。
1992年 フランスのパリ国立高等音楽院に首席で入学。
1997年 パリ国立高等音楽院で一等賞(プルミエプリ)を獲得。
2000年1月より東京都交響楽団団員。現在同交響楽団 副首席。
ピアノとのデュオ「The DUO」、弦楽三重奏「菖蒲」、ピアノトリオ「東京トリオ」、「トリオナチュール」、「ローズタウントリオ」、弦楽四重奏「Ambition Quartetto」を結成するなど室内楽にも力を入れ、ソロ活動に関してはソロリサイタル、コンチェルトなどこれまでに数々のコンサートで演奏している。
リリースされたCD
「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集」「ジャパニーズチルドレンズソング・ヴァイオリン&チェロ」「20世紀の無伴奏チェロ作品」「和」CELLO ~無伴奏作品集~「日本弦楽三重奏曲の世界」「日本弦楽三重奏曲の世界2」2017年7月 Dialogue ~涙の理由~2019年12月 メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲 第1番&第2番 東京トリオ

プログラム

野坂惠子:津軽
伊福部昭:二十絃箏曲『物云舞』
井上 鑑:チェロと二十五絃箏によるブラームスへのオマージュ「Dual-Focus」
権代敦彦:涙のうちに種まく人は・・Qui seminant in Lacrimis 二十五絃箏のための op.180

出演者

内藤美和(二十五絃箏)
江口心一(チェロ)

その他の情報

18:30開場、未就学児入場不可
※コロナによる緊急連絡先把握の為、芳名帳にご記帳をお願いする可能性がございます。ご記帳いただいた連絡先は、感染者が出た場合のご連絡以外には使用致しません。
※当日はマスク着用でのご来場、ご鑑賞をお願い致します。

内藤美和オフィシャルWEBサイト http://miwa-naito.com