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  • 大木和音チェンバロリサイタル『Latina in the Night』
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大木和音チェンバロリサイタル『Latina in the Night』

2021.10.22(金) 19:00 開演 〜21:00(終演予定)

所沢市民文化センターMUSE CUBE ホール

この公演は終了しました

コンサート概要

ジャンル
: チェンバロ
プロ (クラシック)
『Latina in the Night』 この魅惑的なタイトルに合わせ、大木和音のラテン・アルバム計三作品の中 から、とっておきの曲を集結させました。第一部は、ラモーやデュフリ、ロワ イエといったベルサイユ時代の作曲家によるゴージャスなクラヴサン(仏:チェンバロ)作品 です。そして休憩後の第二部は一転し、『アンダルーサ』『アストゥリアス』...といった、ギ ターやピアノで愛されているスペイン作品たちを、巨大なギターともいえるチェンバロで演奏します。使用されるチェンバロ(クリスチャン・クロール)は足鍵盤を有し、フレンチバロックからスペイン名曲まで、コンサートホールに余すことなく美しい音色が響き渡らせます。ラテン音楽の特別な夜です!!

▼大木和音(プロフィール)
東京藝術大学チェンバロ科、同大学院修士課程修了。オランダ・ユトレヒト音楽院に留学、ソリスト・ディプロマを得て卒業。藝 大「安宅賞」受賞。旧奏楽堂にてデビュー・リサイタル出演。第38回ブルージュ国際古楽コンクール、ディプロマ賞受賞。 バロッ ク音楽の再現だけではなく、コンテンポラリー音楽においてもアクティブに表現する。楽器の特性を感覚的に熟知し、音楽の呼吸 と楽器の呼吸とを絶妙にコントロールしながら、自分の音楽を構築していく数少ないアーティスト。チェンバロで初の DSD11.2MHz完全無編集マルチ録音によるフランスバロック作品集『三美神』のレコーディングを成功させ、レコード芸術誌に 演奏及び録音のクォリティの高さで絶賛される。
足鍵盤を有する数少ないチェンバロ(クリスチャン・クロール 1770年製レプリカ)を用いて表現する彼女の音楽は、チェンバロ が現代まで表現できなかった多くの音楽表現を可能にし、ドビュッシー、アルベニス、グラナドス、モンポウまでも見事に描き出 した。近年発表された『Latina / 内なる印象』(ラテン名曲集)は、スペイン音楽評論家・濱田滋郎氏から絶賛される。 また国内のみならず、ヨーロッパの著名アーティストからの高い評価も受け話題を呼んでいる。
 世のチェンバロに対する概念を覆す、溢れ出す表現力。色彩豊か且つ壮大な音楽性は、チェンバロの新たな可能性とバロック音楽の優美さを現代に浮き彫りにした。
ana/records 狩野 真

プログラム

C.ドビュッシー:グラドゥス・アド・パルナッスム博士 ・E.グラナドス:アンダルーサ, オリエンタル
I.アルベニス:アストゥリアス
M.de ファリャ:火祭りの踊り
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213
J.デュフリ:三美神
P.ロワイエ:タンブラン,気まぐれ,スキタイ人の行進 ・J-Ph.ラモー:サラバンド,ファンファリネット,ガヴォットと 6 つのドゥーブル etc.

出演者

大木和音(チェンバロ)

その他の情報

2021年10月20日 新譜CD『J.S.BACH GOLDBERGE VARIATIONS』リリース
コンサート時先行販売有り

動画