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  • 岡田博美 ピアノリサイタル2019 軽妙洒脱の技
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岡田博美 ピアノリサイタル2019 軽妙洒脱の技

2019.11.09(土) 19:00 開演 〜21:00(終演予定)

東京文化会館 小ホール

この公演は終了しました

コンサート概要

ジャンル
: ピアノ
プロ (クラシック)
岡田博美からのメッセージ:
今年は、軽妙洒脱の技を味わえるドイツとフランスの作曲家でプログラムを組みました。このタイトルは一見、ドイツ音楽には全くそぐわないように思われがちですが、必ずしもそうではありません。
最初のベートーヴェンは、後期に比べて重み、深みに欠けるものの、若さ溢れる新緑の色合い。浮遊するような軽さがあります。ブラームスは、重厚さと軽妙さという相反するもの両方が要求される曲です。
サン=サーンスは、正にタイトルの言葉そのもの。古典主義的な端正さと、さっぱりしたロマン主義がほどよく調和し、全く俗気がありません。
それぞれの技をお楽しみください。

▼岡田博美(ピアノ) プロフィール
富山県出身。安藤仁一郎、故森安芳樹、マリア・クルチオに師事。桐朋学園大学在学中、第48回日本音楽コンクールで第1位。同大学を首席で卒業後、1982年の第28回マリア・カナルス国際コンクールで第1位、83年の第2回日本国際音楽コンクールピアノ部門第1位、84年の第2回プレトリア国際コンクール第1位と、次々に優勝を果たし注目を集める。
84年よりロンドン在住。翌85年、ロンドンでデビュー・リサイタルを行い、「まさしく来るべきスター」(デイリーテレグラフ紙)、「図抜けて確かなテクニックで、創造力に富む情熱的な音楽性」(タイムズ紙)と絶賛された。以後、ロンドンを中心に世界各地で演奏活動を続け、日本国内においても、93年のショパン・エチュード全曲演奏に対して第20回日本ショパン協会賞を受賞。
これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団ほか、フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、イギリス室内管弦楽団など海外のオーケストラとも多数共演している。初演も多く、三善晃、野田暉行のほか、現代作曲家からの信頼は厚い。室内楽では、ウィーンフィルのメンバーやヴァイオリンの天満敦子、川畠成道らとの共演が話題を呼んでいる。
ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァルを始めとする国際音楽祭や、東京の夏音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなど国内の音楽祭にも数多く出演。近年は、カナダや日本でマスタークラスを開催し後進の指導に務める。録音では、ソロ、室内楽の分野で多数CDが発売され高く評価されている。2015年4月より、桐朋学園大学院大学教授に就任し、後進の指導にあたっている。
http://hiromi-okada.com

プログラム

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 op.7
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 op.35
ドビュッシー:組曲「子供の領分」
サン=サーンス:グルックの「アルセスト」の舞曲にもとづくカプリス
サン=サーンス:ワルツ形式によるエチュード op.52-6

出演者

岡田博美(ピアノ)

その他の情報

18:30開場
全席指定
※チェックイン画面を当日券受付でご提示ください。座席指定券を順番にお渡しします。

動画